7/1から始まったクラファンももう1ヶ月経とうとしているところですが…
なんと、もう達成率54%まできました!
正直言って、1ヶ月未満で、折り返し地点に来られるとは思っておりませんでした…
応援してくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます!
さて、前回の活動報告で、トーチの会は「知識こそワクチン」「知識というワクチンで防ごう」を合言葉に活動しています、というお話をさせていただきました。
今回のクラファンも知識を多くに人たちに届けるために、やっていることです。
この私たちの気持ちを、マンガ「コウノドリ」のサクラ先生が代弁してくださっているシーンがあるのでご紹介します。
実は、コミックス20巻TRACK56に収録されている「母子感染症」で先天性トキソプラズマ症と先天性サイトメガロウイルス感染症が取り上げられています。
(講談社公式ページでは無料で冒頭のみ読めます。)
https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000023197
この中のサクラ先生が学生に講義するシーンで、こんなセリフがあります。
「ほんの少しの知識がなかったせいで母子感染症にかかり 後悔をして ずーっと自分を責め続ける母親を見ているし…そんな奥さんや 病気や障害を持った我が子を目の前に 何もしてあげられず 苦しんでいる父親を見ています」
当事者の私たちは自分の無知さをずっと後悔しています。
でも、サクラ先生もきっと、その「ほんの少しの知識」を与えてあげる機会がなかったことを、とても悔やんでいるんだと思います。
実際、同じ気持ちの医療者がたくさんたくさん、います。
トーチの会ができたのも、そういう気持ちを持った現顧問の長崎大学森内先生をはじめとする母子感染症研究班の先生方に、「当事者の声を世間に届けるために患者団体を作ってほしい」と要請されたからなのです。
私たち当事者である母親は、知識がなかったことで、我が子を守れなかったことを、一生後悔して生きていきます。
でも、その責任は母親だけに背負わせるものではありません。妊婦だった母親を知識で守ってあげられなかった家族も周りの人も、後悔することになります。
全ての人に母子感染症予防の知識を持ってもらうための小冊子を世に出させてください。
ぜひ、クラウドファンディング成功のために、引き続き、応援よろしくお願いします。
トーチの会 渡邊智美