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スペイン発、戦慄のサイコスリラーコミック
『ガウディの幽霊』を翻訳出版したい!

発起人マリアより皆さまへのご挨拶

皆さん、はじめまして!
『ガウディの幽霊』翻訳出版プロジェクトの発起人、マリアです。
 
このスペインの作品に興味を持ってくださった方々、そしてこのクラウドファンディングに参加してくださった方々に心より感謝申し上げます。たくさんの暖かいコメントをいただき、励まされました。この作品の翻訳・出版を実現するために、全力で頑張ります!
 
『ガウディの幽霊』日本語版を実現するためのクラウドファンディング開始から8日。
時が経つのは本当に早いですね!
 
日本在住のスペイン人である私にとって、このようなプロジェクトは初めてです。日本人の発起人の方々のように、人脈があるわけでもありません。正直、今も不安な気持ちでいっぱいです。ぜひ皆さんのお力をお貸しいただけるとありがたいです。
 
日本文化を愛し、この美しい国に住めることに日々感謝している日本在住のスペイン人として、私はぜひ日本の皆さんに、私の母国スペインのいいところをもっと知っていただきたいと思っています。スペイン文化の魅力はいろいろありますが、私が特にオススメしたいのは、私の大好きなスペインのコミックです。いずれ日本のマンガとスペインのコミックの懸け橋になれたらどんなにステキなことでしょう。その第一歩が、この『ガウディの幽霊』翻訳出版プロジェクトなのです。
 


 

数あるスペインのコミックの中から『ガウディの幽霊』を選んだ理由はいくつかあります。
 
まず最初に、原作者のエル・トーレスが、私の故郷マラガ出身であること。私がスペインの作品を日本の皆さんに紹介するときに、愛する故郷のアーティストから始めるのは、意義深いことだと感じました。
 
と同時に、エル・トーレスは、私が最も好きなスペイン人コミック作家の一人でもあります。特にこの『ガウディの幽霊』は、彼の作品の中で、私が最も好きなものの一つです。なぜなら本作は、単によくできたスリラーやホラーというだけでなく、「スペインらしい」作品だからです。バルセロナという象徴的な都市と、アントニオ・ガウディという芸術家の最も人気のある建築物を舞台に、非常に斬新で創造的、そしてユニークな方法で、物語が展開していきます。バルセロナとガウディの芸術が、美しく、ダイナミックに、読みやすく紹介されていて、日本にいながらスペインの名所を旅する格好の方法になるのではないかと思います。その上、ヘスス・アロンソ・イグレシアスの作画が、信じられないほど美しく、表現力豊かなのです。読み始めたら、最後までページをめくる手が止まらなくなってしまうはずです!
 
しかも、2026年はアントニオ・ガウディの没後100年にあたります。ガウディの代表作であるサグラダ・ファミリアがいよいよ完成するというニュースをご覧になった方もいるのではないかと思います。サグラダ・ファミリアが本当に完成するかどうかはわかりませんが、ガウディ没後100年というこの特別なタイミングで、ぜひこの作品をお届けできればと思います。
 
実は、約1カ月前、エル・トーレスに連絡を取り、このクラウドファンディングについて話しました。彼は『ガウディの幽霊』が日本で翻訳され、出版されるかもしれないと知って、とても興奮していました。彼の作品は多くの国で出版され(日本語で読める作品もあります)、彼はキャリアを通じて多くの国内外の賞を受賞してきましたが、そんな彼にとっても日本で出版されることは格別なことだそうです。
 
スペインのマンガは日本ではまだあまり知られていないと思いますが、クラウドファンディングの期間を通じて、できるだけ多くの人に『ガウディの幽霊』の素晴らしさ、そしてスペインのコミック全般の素晴らしさ知っていただきたいです。
 
これから3カ月間、どうぞよろしくお願いします。
 

 


『ガウディの幽霊』翻訳出版プロジェクト
発起人マリアさんのオンラインイベント出演が決まりました!

 
以下のイベントの前半部分で、スペインのコミックについてお話ししてくれます。もちろん『ガウディの幽霊』の魅力についてもお話しいただきます。
 
海外マンガ勉強会#9
日時:2025年2月4日(火)20時~22時
会場:Zoom
参加費:無料
※途中参加・途中退出OK、顔出しはしてもしなくても結構です
https://note.com/thousandscomics/n/n339da689acf0
 
ご興味がある方はリンク先からご登録ください。
 

2025/01/28 13:06